「患者様と向き合い、ともに考える」
糖尿病の治療の基本は、まず第一に食事療法になりますが、食べなければいいというわけではありません。自分の体格・活動量に合ったカロリーをバランスよく食べることが重要です。とはいっても、過剰な場合食事を適度に制限することは間違いありませんから、症状がないにもかかわらず、本能(食べたいという欲求)を理性でコントロールし、長く自己管理をしていかなければいけないところに、糖尿病治療の難しさがあります。そのため糖尿病の治療を続けていくためには、なぜ自分が治療を行なうのかということを自分自身が充分に理解し納得する必要があります。その際糖尿病についての正しい知識を提供するのはもちろんのことですが、そのときの患者様の状況・気持ちを考え、一方的な押しつけにならないように気をつけ、一緒に今後の治療について考えていくことが、私たちの診療についての基本姿勢です。
なんでも相談できるクリニックの雰囲気を大事にし、病気についてわかりやすく説明し、患者さんとともに治療に取り組んでいきたいと考えております。